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バングラデシュの建設事情①

2014年11月23日

Bridge 2.jpg

 

久しぶりにブログを更新します。ここ1年間は家族が増え、また、バングラデシュへ赴任向けバタバタして中々落ち着いてブログ書くの難しかった。これからブログを再開したいなと思います。

 

 

 

 さて、今日はまた建設の話。
以前、ビッグプロジェクトをこのブログで紹介しましたが、それらの状況はどうでしょうか。
確かに2年を経ち、進展があるはず。

1回目の話題はパドマ橋にします。

新聞はメディア報道で知られてるかもしれないが、汚職の可能性に巡ってバングラ政府と世界銀行が対立し、
2013年1月に世界銀行とのローン契約を解消し、自己資金で建設を宣言の経緯があります。

6.jpg

海ではありません。パドマ河です。
 

<もう少し詳細>
パドマ橋の建設はいったん、世界銀行、アジア開発銀行、JICAなどが資金援助をすることが決まっていた。2012年にカナダのコンサルタント会社と バングラデシュ政府高官の間で汚職疑惑が浮上したのを理由に、世界銀行が12億ドル(約1200億円)の融資の約束を破棄、この計画は白紙に戻った。その後、シェイク・ハシナ首相は「自前の資金でパドマ橋を建設する」と宣言し、マレーシア、中国、インドの会社などが関心を示していた。

あれから2年、現在、設計が終わり、実作業が進んでる。
総工事費は約3500億円(約3.0Billion USDで1USD=116円で換算)ので主な契約内容は

10.jpg設計
ニュージーランドのMaunsell AECOM社の設計で主な内容

  • 全長:6.15km
  • 内容:2階建てSteel Strus 橋(1階は電車、2階は道路)


幹線道路

マレーシア・バングラデシュのAML-HCM JVによって受注。橋の両側合わせて約192億円の事業。
現在、40%程度進んでる。

橋本体
中国のChina Major Bridge Engineering Co Ltdによって受注。
総工事費用は1800億円で、現地通貨で4割、残りはUSDで支払いとの契約。
大半の建設材料は中国で作り、バングラデシュまで持ち込む。

河道改修
同じく中国のSinohydro Corporationが受注。オランダ及び韓国の企業と競争して約8000億円で勝ち取り。
ただ、この会社の評判はよくないとの懸念の声もある。

建設コンサルタント

韓国のKorean Expressway Corporationが受注。約45億円で落札だそうです。

 


11.jpgこのパドマ橋の建設によってダッカから南の方のアクセスは飛躍的によくなり、生活はもちろん、
新たなビジネスの道も切り開いてくれるでしょう。
ただ、3千億円以上の商売を勝ち取ってる中国の企業の活動にビックリです。
中国の政府も国内企業に海外の仕事を取るように促してると関係者から聞いた。

この橋は2018年に開通は予定してます。

 

 

 

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